フォームを考える 〜モトクロス54日目〜

別にフォームなんてどうでもいいんじゃないのと思っている自分だが見た目がかっこ悪いのは大問題。と前回のHERO'Sの写真を見ながら考えた。

WERの写真を見たときも思ったけど肩が入りすぎて体の向きが進行方向に向いていない。雑誌とかで見るかっこいい人のフォームはそこらへんがガチッと決まっている気がする。じゃあどこが違うのよ？って考えると腰が入ってないんじゃないか？下半身が進行方向にないから上半身もつられるし、それでも曲がろうとするから不自然に肩だけが内側に向くわけで。曲がる前に進行方向を向いてから座るってのは初めて河川敷で走った時に当時知らないオヤジに教えられたもんだが、気づけばまた疎かになっている。

頑張ってリヤのトラクションを稼ごうとしているのだろうがなんか猫背がダサい。インナープロテクターの脊椎パッドもあるので実際はもっと猫背になってる。あとジャージとパンツの境目がなんかかっこ悪い。
というわけで『腰を入れる』『猫背にならない』を念頭に置きながら練習開始。幸い今日はマディで良い練習になりそうだ。最近轍が水溜りになっていると積極的に突っ込むことにしている。水溜りがあるってことは轍ってことだからそこにリヤタイヤを突っ込んでやれば絶対にグリップすると信じているからだ。変によけて水の浮いた土の上を走るよりは安心だ。もっと言うと轍さえあればそこに水が溜まってようがなかろうが気にする必要は無いとすら思えてきた。そうなると自然にスロットルが以前に比べて開くようになったし、トラクションがかかってる分、フロントを滑らせてどぺしゃ！となることも無くなったというかそうなる気配があまりしなくなった。それに腰を入れるようにすると明らかに違う。安定感が違うし直進体勢への移行までの時間も短くなっている気がする。ストレートで猫背にならないのを意識→腰を入れて曲がるってのをやってると一回で綺麗に腰が入らないこともあるけど「ｷﾃﾙｰｰｰｰｰ」て感じがして良い。心なしか地面に映る影もかっこよく見える。まぁ影がかっこよく見えるってのは野球の素振りでもスノボでもなんでも一緒なんですけど。