蹴飛ばされて 転がってく 空き缶とかわらない毎日

モトクロスが遊びじゃない人たち 〜モトクロス72日目〜

天気予報では雨になっていたので今日は走るつもりはなかったのだけど予想外に天気が良かったので高速を使ってまたHOPへ。高速を使うと1時間で着くし、帰りは渋滞する場所を150円で回避できるのも嬉しい。今日は20台くらいだろうか。聞くとどこぞのチームやらなんやらで俺みたいに個人で走りに来ている人は少ないと感じた。北海道のIBチャンピオンも来ているらしい。台数がある程度あるせいか少しラインが出来ていたりギャップが出てきていたりするけど走り慣れたせいか昨日よりいい感じに乗れている。少し走って休憩していると向こうで喧嘩?が始まった。メカとライダーらしき二人がものすごい剣幕で怒鳴り合っている。しばらく眺めていると昨日知り合った親子が心配そうに俺の方を見ていた。別に引いたりすることはないし、本気でやっているならああいうこともあるだろう。というかこの親子の息子さんのほうも高校生ながらプロを目指している。また別のタイミングではチーム員たちによる模擬レースみたいなのがはじまって邪魔でもしたらブッ殺されそうな雰囲気すら漂っている。俺はモトクロスをやっているつもりだけど今日の雰囲気だけで判断するなら北海道選手権のモトクロスなりクロスカントリーなりに本気で出場して初めて「モトクロスをやっている」と言えるような感じだ。赤ゼッケンをつけたチビッコたちも8の字→セクション練習→スタート練習てな具合にきっちりプログラムを組んで練習している。だからなんだよってこともないけど今までこういう世界の人達とコースで一緒になったり接することが少なかったので多少面食らったというか、少し河川敷が懐かしくなったというかそんな感じだ。雰囲気に流されて自分のやり方をいきなり変えるってことはないけど、全道戦にでも出ようとするなら少しずつ意識も変えていく必要がありそうだ。勝ち負けとかいうこともあるけど、ちゃらんぽらんにこの人達に走りで絡むのは礼に欠けるような気がする。今のところは住み分けが出来ているので自分がコースで走りにくいってこともないのでいいけど。