蹴飛ばされて 転がってく 空き缶とかわらない毎日

1周年 〜モトクロス64日目〜

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明日は俺がモトクロスをはじめてちょうど1年になる。そんな日に俺のデビューコースであるMX408でレースがあるのでその事前練習というか今の状態で走れるかどうかを確かめようと思ったが、こりゃ無理だ。一昨日の雪の影響で激マディなのとコース改修直後、普段はステップワークでなんとかしている轍も体重をかけられないのでどうにもならない。まともに1周することすらできない。足が万全なら…とも思ったが多分そんなに変わらないだろう。「怪我がまだ治ってないので欠場します」みたいな理由ならいくらでも論うことができるけど、本心ではそんなことをこれっぽっちも思っちゃいない。正直なところ、このレベルのレースにおいて、コースやコンディションに得手不得手はあるだろうが1回勝った相手に負けることなんてないと思っている、以前敵わなかった相手ならなおさらだ。そしてそれには「相手が怪我をしていた」とか「調子が悪かった」といった要素は全く考慮されていない。そんな中俺がヘロヘロな走りをして本来勝てたであろう相手に負けた挙句、「プゲラwもうコイツは相手にならねーなw」とでも思われようものならぬあああああああああああ!!!って感じでしょ?これが本当の理由その1とする。もうひとつは「怪我を悪化させるわけにはいかないので勝負しなかった」という言い訳をしたくないからだ。モトクロスには大小様々な怪我がどうしてもつきまとうが、怪我が怖くないサンデーレーサーなんていやしない。今日ひさしぶりに話をした人は次に大きな怪我で入院でもしようものなら仕事クビと宣告されているにもかかわらずガチ度の高い関東戦を戦っているバカ猛者だ。そこまでシビアでなくても、草レースでさらに腕の上手下手があるとはいえ皆それなりの覚悟の中しのぎを削っているのに「まぁ、怪我が怖かったから本気出さなかっただけだし?本当なら俺のが速えーしw」なんて言ってみろ、こんなふざけたことがあるか。そんな腐った言い訳をするくらいならモトクロスをやめたほうがマシってもんだ。これが二つ目の理由だ。…とまぁ、なんか必要以上に深刻に考えているとひとつのテーマにぶちあたる。俺は一体どうしたいのか?ってことだ。バイクを上手に乗れるようになればそれで満足なのか、いい年してヨーイドンで一等賞になりたいのか。モトクロスをはじめたばかりの頃にも一回考えたことがあったはずだが1年経とうとしている今になっても答えは出ていない。