蹴飛ばされて 転がってく 空き缶とかわらない毎日

明日から使えるショーン・ホワイト知ったかぶり

スノーボード選手の身なりが話題になっていたので、ソルトレイクハーフパイプでモヒカンだった選手が誰だったか気になった。なんだっけ、ニッキー・ヘイデンとかそんな感じの名前で北欧出身だったよーな…ってヘイキ・ソーサだ。正直アメリカびいきの糞ジャッジじゃなかったら最低でも銀メダルだったよね。このときの録画と、山崎勇亀のワンメイク講座のビデオと、NO MATTER BOARDの手摺狂会特集の録画と、当時15歳のショーンホワイトが優勝した2002年のTOYOTA BIG AIRの録画はマジでテープがすり切れるほど見たと言っても過言ではない。TOYOTA BIG AIRに関してはyoutubeで検索したけど動画が出てこなかったので適当こいても大丈夫だろう。アメリカのハーフパイプの大会をボコボコにして回ってるとんでもないガキがいるってのが既に当時の評価で、TOYOTA BIG AIRでの紹介映像も13歳くらいのショーン・ホワイトがとんでもない高さでトリックを決めまくってるやつだった記憶がある。それでもストレートジャンプはそんなに経験がなかったはずで、他の招待選手がAir and Styleとか出まくってる中、初出場のTOYOTA BIG AIRでどこまでやるのかという空気だったんだけど、当然のごとくファイナルに残った挙句、ファイナル1本目にcab900かなんかで飛んだら飛距離出過ぎ(+方向がちょっとズレたせい)で着地後の減速が間に合わず壁にぶつかるという離れ業をやってのけた。体格が他の選手に比べると二回りくらい小さく、本当に子供って感じで「体重軽いからあんなに飛ぶのか?」って思ってたけど23歳の今しなやかさを失わずにあれだけの高さが出せるのだからやっぱり根本的に凄いのだろう。んで2本目もバッチリ決めて優勝、商品のX-Trailをどうするの?っていうインタビューに「僕はまだ免許がないからママンにあげるよ!」的なことを言っていたはず。ママン同伴だった気もする。んで出場可能年齢になったトリノで金メダル、バンクーバーでも金メダル、と。X-GAMESでの成績もすごい(ていうかスケートボードもすごい)けど俺は見てないのでパスするがこれくらいのエピソードを語れば「ま、俺くらいになると〜の頃から知ってたし?」とかのたまっても平気だろう。ちなみにてきとーにキャブ9とか書いただけなので詳しい人の前で語ると大恥をかくかもしれないので注意してください。俺のスノボの腕前はいまのモトクロスの腕と同等かそれ以下ですので。2シーズン弱しかやってないし。
でもさー、やっぱり俺にとってのプロスノーボーダーっていうとやっぱり山崎勇亀なワケよ。どういう経緯で知ったのかは憶えてないけど、とにかく彼のトゥウィークが格好良くて大好きだった。ひさしぶりにスノボ関連をちょろっと調べてみてみると技術もツールも日進月歩でロッカーボードってなに?みたいな感じだけど、彼よりスタイルが出ているトゥウィークを決められるボーダーがぽこじゃか出てくるとは俺にはとても思えないんだよ。