復帰？ 〜モトクロス63日目〜

昨日は雪だったけど天気も良くなってきたし行くしかない！と河原へ。テーピングして久しぶりにウェアに身を包んでブーツを履こうとしたら足首が曲がらなくて入らない。全体重を乗せれば入るかもしれないがそんなことは無理だ。早くも終了かと思われたがインナーブーティを履かないという足首の保護という観点から見れば本末転倒な解決策を思いついた。一応靴下3枚重ねでささやかな抵抗を試みる。コースは危険なので広場で基本練習。ずっとイメージしてた格好良いフォームのために肩と背中を意識してぐる練。左コーナリングの場合左足は出しておけばいいけど、この滑るコンディションの中地面に足を着けられないプレッシャーを背負うことになる。右コーナリングは左足でステップにある程度体重をかけなければならないけどイザってときに足を着けられる安心感がある。うーん、ずっと左コーナリングの方が得意だと思ってたけど実は違う気がしてきたぞ？右のほうがアンダーが出ずにすぱっと曲がれている気がする。なんかフロントタイヤにしっかり体重が乗ってる感があるけど左だとそれがない。試行錯誤してみるがいまいちしっくりこない、まぁいい一日でどうにかなるもんでもなかろうに。しばらくは広場で遊んでいたけどちゃっかりコースイン。ちょっと様子見でタラタラ走るだけのつもりが「もう満足するしかねぇ！」と2周目には全開(実際にスロットル全開にしているわけではない)。ギャップやジャンプからの着地で足が痛まない訳ではないけど耐えられない痛みじゃないならOKさ。それにしても疲れる、握力もなくなるし、息も切れる、左足をかばって一本足を連発するおかげで右ふともももやばい、が、この満足に比べたらささいなことさ。その後もKさんのCRに乗せてもらったり、なんか普段と同じ感じで走ってしまった。しかも結構いい感じじゃない？これで足が治ったらどうなっちゃうのってくらい。
今日の目的のもうひとつはラジエーターのチェック。目に見えてクーラントが減るわけじゃないけどやっぱり一部が湿ってる。これで問題箇所のアタリがついたので早速取り外し。ホースを思いっきり抜いた瞬間クーラントが顔に。苦甘い。マイナスドライバーとハンマーでフィンをガシガシはぎ取っていくとクラック発見。帰りに金属用のエポキシパテを購入。最初はクラック部分にパテをかぶせようとしたけどやすりをかけてもうまくくっつかなかったのでごっそり埋めてしまうことに。厚塗り液体ガスケットのほうがよかったか？

明日はお前の誕生日だというのに無残な姿に。「俺にとってお前に足りないところなんてないんだぜ」と言ってやりたいが、もしコイツが口をきけたら「ラジエーターくらい新品にしろ糞が」と言うだろう。