蹴飛ばされて 転がってく 空き缶とかわらない毎日

ブチっていった 〜モトクロス25日目〜

朝雨が降っていなかったので早速走りに行く。台数も少なくフリー走行なのは助かった。マディーだと20分や30分走る体力がない。さてコースに出るかと思ったらいきなりエンスト、しかもその後一向にエンジンがかかる気配がない。運よくかかってもスロットルを2ミリ動かした時点でまたエンスト。これは俗に言うカブったというものではないか?考えてみれば2月からフツーに走れていたセッティングでこの気温と湿度の中調子良くいくってのがまずないんじゃないか。どう考えても濃い目になってると思うが今からキャブ開けるのも面倒なのでとりあえずフィルターだけNo-toilの方に交換。多分純正より吸気効率が良いだろうから少しは効果があるんじゃないかと思う。再度エンジンをかけてみて恐る恐るスロットルを開けていくと「モモモモモッブォーーーン」となんとかヤマは越えたようだ。しかしここまでのキックで疲労困憊になったのでちょっと休憩。一休みを終えてコースに出たがやはり先日までの雨の影響で結構なマディ。3週くらいで引き上げて「帰ろ…」と思ったが「お前は先週のレースで何を学んだんだコラ?」と思い直したというか思い出したというか。とにかく開ける!轍を外れたら俺が轍を作ったるぜって勢いで開けるって誓ったじゃないか。これとコーナーのときにギリギリまで座るのをガマンしてクリッピングポイントで開けると面白いように方向が変わるのを見つけてから俄然楽しくなってきた。途中から陽が差してきたのもあってコースが乾いてきたことでハイサイド気味に吹っ飛んだときは肋骨逝ったかと思ったがなんてことはない(右肋骨の一番下を触ると多少痛いが)。それよりも2連で中途半端に飛んで刺さったときに上半身で思い切り踏ん張ったら左肩の中で「ブチッ」て音がした。左腕を上げようとすると筋肉痛みたいな痛みが少しあるが筋繊維の一本や二本なら問題ないだろう。それよりもコーナーで座るタイミングを掴んだことのほうが大切だ。コーナーは通過するもんじゃなく加速するためにあるということがよくわかったよ。「コーナーは加速するためにある」ってヤマハかどっかのキャッチコピーだった気がしなくも無い。

わんこ in MX

横のミニコースでワンコインMXをやっていた。500円であれだけ乗せてくれるならすげー得だと思う、というか採算取れるの?と思ったが帰りにWESTWOOD寄ったら3万円くらいの買い物してる人が何人かいたし、ここから数人でもモトクロスを始めて継続的に金を落とすことを考えたら十分なリターンが見込めるんじゃないだろうか。俺だって既にいくら落としたかっていったら考えたくも無い。

ゴーグル新調

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レンズがそろそろ傷だらけで限界だと思ったので換えレンズを買いに行った筈なのに気づいたらSCOTTのチャドさんレプリカを手にしていた。別にファンってわけでもないがデザインが気に入ったので値段を見ると14000円!?高っけー!予備なら他に安いのあるだろうけど40%割引券今日までだし、今のThor BOMBERはロールオフシステムつけたり外したりするの面倒だから雨の日用でいいんじゃないかとか色々考えた結果、今のゴーグルの換えレンズと一緒に買ってしまった。予備ゴーグルというかこりゃ勝負ゴーグルだ。今まで黒ヘルメットに黒ゴーグルバンドだと思いのほか地味だったが、SCOTTは他の人が付けてるのを見て「あれくらい派手でもいいなあ」と思っていたのでよかったよかったと出費を正当化しておく。新品のゴーグルをあてがってみると今までのレンズがどれだけ傷付いていたかがよくわかる。何も付けてないかのような景色だ。BOMBERの換えレンズも息をハァーてしてもまったく曇らないしいい感じだ。ゴーグルを並べて眺めているとなんだかコレクション的に他のブランドのものも集めてみたい衝動に駆られそうになって非常に危険だ。